外断熱が支持される理由。それは、包み込むようなあたたかさと結露の少なさ。

外断熱が支持される理由。それは、包み込むようなあたたかさと結露の少なさ。

外断熱は、基礎から壁、屋根の上まで、断熱材ですっぽり覆うことで、家全体を断熱する工法です。気密性も高いため家全体があたためられ、居室だけでなく小屋裏や床下まで有効に使うことができます。たとえば家中がリビングのあたたかさで包まれる、といったイメージです。また、支持されるもう一つのポイントは、結露が発生しにくいということ。室内や壁内の温度差が少ないため、躯体劣化の原因となる結露が発生しにくく、家の長寿命化に貢献します。

基礎の外側を断熱すると・・・

全館暖房で、家全体がほっこりとあたたかく、寒いところがない。

冬の始まりを感じたら、少しずつ暖房を入れます。ほんわりと家全体を暖めます。ソーラーサーキットの家では家中温度差がなく、暖かい全館暖房が基本です。全館暖房というと、今までの家での経験なら「不経済」「不可能」と思いがちですが、冬のソーラーサーキットの家は魔法瓶構造で上手く熱を溜め込み、高気密高断熱の家の良さを発揮します。
建坪35坪、吹き抜けで一体になった大空間を1階に7キロ、2階に2キロの容量のユニデールで全館真冬でも温度差なく暖かくします。右のグラフは一年でもっとも寒い2月。最低気温は0℃台のこの日も、一日中、1階も2階も(小屋裏まで)20℃前後を保っています。特に吹き抜けをとった場合は、暖気は上昇するので、ユニデールの容量に余力を持たせ、また全体が暖かくなるように配置を工夫することが寒さを感じない快適な空間のためにとても重要です。

冬の一日(2月)の温度変化